テーマ:創作

【短編小説】茶菓子箱

 聡一はようやく静かになった自宅を出て歩き出す。久し振りの履き慣れたスニーカーだ、靴紐が解けたので道路にしゃがみ込む。俯き加減になったら不意に、涙が込み上げてきた。震える手で紐を取り、なんとか結び終える。だが瞳から今にも零れそうになっていた涙の為、その場から動けなかった。  鼻をすすり、指先で鼻をこすった。人から眼を背けながら立ち上が…
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はんど&はあと、購入してます

お母さんが(笑)。 作ったものを私にくれます。 色々作れて、喜んでいます。 私には作れません 六月、七月号で作ったポーチとバッグ達です。 ちょっと自分で改造して作っているので(ボタンとか)、お母さん仕様になってます。 手作り雑貨を見るのは好きなのですが、自分では全く・・…
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【レシピ】鶏肉の照り焼き

鶏肉安いので・・・。 三人前くらい・300円程度 材料 鶏肉(ももか胸)  二枚 醤油  大さじ1 酒  大さじ1 酢  大さじ1 サラダ油  大さじ2 醤油  大さじ1 みりん  大さじ3 砂糖  大さじ2 作り方 鶏肉は、フォークか包丁の先で適当に穴…
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【レシピ】鶏肉とジャガイモのマヨ明太ソース

超簡単ですけど、美味しいので食べ過ぎます。 四人前くらい・400円程度 材料 じゃがいも  二個 鶏肉(ももか胸)  二枚 明太子  二つ(二本?) マヨネーズ  大さじ3 塩  適量 水  1カップ 白ワイン  大さじ2 作り方 ジャガイモをよく…
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【童話】一つ目の鬼 ※冬の童話2012投稿作品です

 雪に閉ざされた山奥に、一つ目の鬼の家族が住んでいました。  両親の間に授かった子供は、四人。  大きくて光り輝く黄色の一つ目に、青い皮膚、真っ赤な一本角がはえている鬼です。  春から秋にかけては山をめぐり、冬に備えて食料を蓄えます。  その中で子供達は、元気に育っていました。    けれどもその年、山の食料を集める事が出来…
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【小説】 死にたかった、だけなのに  4.言葉が通じません

 溜息を、何度吐いただろう。  自殺をしたから、地獄へ突き落とされたのだろうか。  地獄と言えば、積んでも積んでも傍らにいる鬼が石を蹴り飛ばして、一向に完成しない石の山が有名か。 「あの、言葉、通じませんよね?」  と、先程から何度も告げているが目の前の人間は首を傾げるばかりだ。  おまけに、表情とて険しい。いつまた、殴られ引…
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【小説】君に咲く花 ⑦捨てても良い命

 その日は朝から何か様子がおかしかった。  何がおかしいと言われると答えられないのだが、娼婦達は互いに顔を見合わせ合いながら、言い知れぬ”予感”に少なからず同様と焦りを覚える。  今日は曇り空で洗濯が乾かないわ、とまぁ、日常的な会話をしつつ。そんな中、パンを齧りながらエミィは首を傾げて立ち上がる。 「行儀が悪いわよ、エミィ」  …
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カントリー雑貨のイベントに行って来たのでおみやげ色々

行ったのは私ではなくて母上です。 おまけに日が経ちすぎていていつに開催されていたのやら 最近、夜寝るときはマスクしてます。 ので、マスクを買ってきてくれました! 可愛いのでお出かけ用ですね、これは・・・。 子供用がサイズ的に合うので、子供用です。 子供用の方が可愛いのがあるんですよね{%…
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布切り絵を体験しました

今日は、アクアワールド水郷に行きました 実は、ハロウィンパーティを一週間間違えてまして・・・。 ホントは、先週行かなくてはいけなかったのです お腹空いたし困ったなぁ、と母上と公園内をうろついていると、男性の方に手招きされました。 それは、布切り絵を教え…
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死にたかった、だけなのに  3.ココハ、ドコデスカ

 唖然としている場合ではない、冗談じゃない、何なんだここは!?  僕は、両腕に力を篭めて立ち上がろうとした、砂の小粒が掌に刺さって痛い。どういうことだよ、痛いって。死んでからも苦痛を伴うなんて、知らなかった。  あぁ、でもそういえば自ら命を絶った場合は天国に行けないって……。地獄なのか、ここは地獄だから僕はこんな目に。  抵抗する…
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死にたかった、だけなのに  2.自殺しました、死後の世界は厳しいです

 最期に見た光景は、小学校の校庭だった。  眩い光が目の前を覆い尽くした、あぁきっと首が絞まって脳が悲鳴をあげ視覚に影響を及ぼしたのだろう。  と、僕は思ったんだ。  走馬灯、というのだろう。僕は幼稚園で苛められていたことを思い出した、原因が思い出せないけれど子供なんてそんなものだ。  まさか、虐めがトラウマになっていたのだろう…
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【君の声が聴こえた】

今日、君の夢を見た びっくりして起きて、君にメッセージを残してみた 君は、どう思ったんだろう 誕生日にメールをくれなかったのに 今頃何を・・・って思ってる? それともただの”友達”だから 笑って聞き流してくれた? 夢の中で君とコンビニに居ました 「何を買う?」 って聴かれたので、私は首を横に振った 手…
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【偶然? 必然?】

君が気になるけれど 君に歩み寄ってはいけない気がして だから一生懸命 離れてた お誕生日のメールが毎年嬉しくて 待っていると君は必ずメールをくれて 嬉しいのに 私は 君のお誕生日にメールが出来なかった 忘れていたわけではなくて 出来なかった 言いたかったのに なのに君は 捜してくれて それでも君は いつも…
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【死にたかった、だけなのに】 1.自殺します

 虐めを受けていたわけではない。  両親も兄弟も仲が良かった。  家計が財政難だったわけでもない。  無論、受験勉強に嫌気が差したわけでもない。エスカレーター式の学校に中学に入学したのだから、大学まで難なく進む事が出来る。  彼女だっている、可愛らしい人だ。  生徒会で書記を任されていた、優等生だった。  テストの成績が下が…
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始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ そして、願う

「何か欲しい物はないのか、アリア」 「と、言われても流行のものとか知りませんし……」  村では、機織や農作業の手伝い、掃除に洗濯、料理で一日が終わっていた。化粧もお洒落もしたことがない。  街へ出て、平凡な衣服は稀に購入したが、村で織っていた布のほうが丈夫で美しかった。 「そうですね……機織りがしたいです」  自給自足の村だっ…
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始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ もしも、過去に

 今日もアリアは想いを篭めてスープを作り、パンを焼く。トダシリアへの想いなのか、トバエへの想いなのか。  本人には分からなくなっていた。ただ、暴虐なトダシリアがアリアが料理をしている最中は大人しく後方でそれを見守っているという事実は変わらず、思わず口元に笑みが零れる。  出来上がりを食べてくれるだけで良いはずなのだが、何故かトダシリ…
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始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ 憎むべき相手の「美味しい」

 来訪者の声に、怪訝にトダシリアは眉を顰めた。まどろみながらベッドに横たわり、隣で眠っているアリアの寝顔を見ていたところだ。その時間を邪魔されたのだから、機嫌を損ねたことは当然である。来訪者とて、それは判っていた。  だが、一大事だった。意を決して震える手でノックをした、声をかけた。  アリアを残し、一人部屋を出て行くトダシリアの表…
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【小説】DESTINY 第一章~それぞれの路へ~ 第110回”空中での攻防”

『ある処に、美しい双子の兄弟がいました。王子として産まれたその双子は大変仲が悪く、離別することになってしまいました。  兄は残り、残虐な暴君として国を支配します。類稀なるおぞましい魔力により、近隣を支配したのでした。  弟は去り、名もなき小さな村で美しい娘と出会い、恋に落ちました。つつましくも幸せな暮らしを送ったのです。  やがて…
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【小説】DESTINY 第一章~それぞれの路へ~ 第108回  ”誘いの小説”

 静まり返った図書館に一人きり佇んでいるのは、愁いを帯びたホーチミン。踝までの純白のワンピースを身にまとい、高く結い上げてある見事な金髪をレースで結ぶ。  一見、良家のお嬢様。実際、男。  睫毛とて長く、肌も白い、手足も華奢だ。女性から見ても憧れの的である、嫉妬の念にかられているので敵は多いが。  ホーチミンは、アサギに教える魔法…
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始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ "女が1人"

 逃げ惑う人々の中に、トバエとアリアの姿もあった。時折配置されていた兵からの攻撃を交しながら、トバエは馬を走らせていた。人々が前方を塞ぐ、退いてくれと叫んでも退くわけが無い。皆、必死だった。  自宅から金を持ち出してこの異常なまでに勢いのある火災から逃れようとする人々で、街は溢れ返っている。便乗して窃盗している者達も少なからずいたのだ…
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始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ "業火"

「アリア?」  トバエは、一人きり立っていた。周囲を見渡したが暗闇で何も見えない、瞳を賢明に凝らしてようやくその暗闇に慣れ始めた頃。無音な空間であることに気がついた。  アリアを探した、片時も離れた時などなかった筈だ。大声で呼ぶが返事が無い。  トバエは走った、名を呼び続けながらその暗闇を駆け抜ける。  何も、ない場所だった。足…
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【小説】始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ おしどり夫婦と狂王

「乾いた大地に芽生えた命 か弱き芽なれど強かに  芽は光の恩恵を 水の恩愛を 風の恩義を   火の……」  アリアの歌声で、トバエは目を醒ました。良い香りが鼻につく、空腹を覚える。小さく呻いて上半身を起こし、傍らにかけてあった衣服を羽織る。 「ごめんなさい、起こしちゃいました?」 「アリア、敬語だ」 「ぁ。……えっと、訂…
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【小説】 始まりの唄 ~DESTINY外伝2~  村娘

 馬に乗って、何日も旅をする。乗馬も嗜んではいたが、こんな長距離は無論初めてだ。  僅かな食事で飢えを凌ぎ、小川の水で喉を潤し馬に休息を与えながら野宿をする。  村を見つければそこで休むが、見つからないときは三人で野宿をした。  幸いにも夜盗に遭遇することなく、また体調を崩すこともなく旅は続く。年老いた二人に合わせて旅を進めていた…
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【小説】始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ 王子の能力

 その従兄弟に相談を持ちかけた家臣がいた、『今の座を永久のものにしたくはありませんか』。  従兄弟である王は、直様首を横に振り否定する。この発言で、今まで王位を狙っていたのはこの男ではないのかと、頭の回転が悪いとされている従兄弟とて思った。  断れば、自分が殺されるかもしれないと従兄弟は痛感したが、賛同せずにこう答える「私は、生きた…
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【小説】始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ 不仲な双子の王子

 時の王子は、双子だった。  双子は忌み嫌われる土地があるが、この国ではそういった風習もなく、二人の王子は分け隔てなく育てられてきた。どちらを贔屓するもなく、愛情も違わずに注いでいた。  筈なのだが。  兄のトダシリアは高慢知己な性格で、自らの立ち位置を物心ついたときには既に掌握しており、権力を楯に少しでも気に食わない事があれば、…
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【小説】 始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ 双子の王子

 王宮内で吟遊詩人が唄っていた、トダシリアはそれを聞き流しながら笑みを絶えることなく弟を見つめている。  王宮のバルコニーから、たった二人の共を連れて去っていく双子の弟。王位を、永久に放棄した浅はかな双子の弟。宝石の様に輝く申し分ない形のマスカットを一粒咥えて、口内で押し潰し甘さを確かめながら見ていた。  遠ざかり、徐々に小さくなっ…
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【小説】始まりの唄 ~DESTINY外伝2~ プロローグ

 私たちを引き離すことが出来ますか  私たちが出会うことは宿命です  私たちは愛し合うことを止めないでしょう  例え、この身が滅びたとしても  私たちの思い出は消えません  私たちはいつまでも憶えています  私たちは、忘れることはありません  例え、この身が滅びようとも  一人、灰色にくすんだ空を見上げてあどけなさを…
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DESTINY第一章~それぞれの路へ~ 第107回 さようなら勇者、こんにちは魔王 〔後編〕

 地上では、人間達が眉を潜めていた。コルケットが取り乱したのだ、尋常ではないほど。 「王よ、ひょっとしたらあの新しい兵器……相当な位の者では?」 「位? なんだ、兵器にも位なんぞあるのか?」  召喚士の一人が、恐る恐る王に近づく。王は再び踏ん反り返り娘らを侍らせている。  本来、この街に王達が滞在することになったのは、今上空にい…
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DESTINY第一章~それぞれの路へ~ 第107回 さようなら勇者、こんにちは魔王 〔前編〕

 サンテと出会ってから三ヶ月が経過していた。  普段は剣の修行と畑の手入れだけの単調なモノだ、サンテの剣術は以前より幾分かマシになっている。  といっても剣の扱いは不器用なままだ、それでも気迫を出せるようにはなったサンテ。  畑も二人で耕している、また、リュウを喜ばせようとしたのかサンテも以前より真面目に力を注いだ為、食物の種類も…
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DESTINY第一章~それぞれの路へ~ 第106回 幻獣星の王子と偽の勇者

人間には、真名を知られてはいけない。何故ならば、見えない呪縛に捕らわれ死ぬまで使役させられてしまうからだ。  呪縛された仲間を救出する方法は、真名を知る人間全てを絶命させるしかない。  人間が所有している、仲間達の真名を連ねた書を破棄することで全ては終わる。  その後、もし可能ならば皆で揃って故郷の幻獣星へと還りたい。 …
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